攻殻機動隊2ndGIG第二話「飽食の僕 NIGHT CRUISE」のラストで主人公の草薙素子がいった言葉
「あわれなほど真実を知らないプロレタリア」
プロレタリアとは
・賃金労働者階級
・古代ローマの貧困な下層民
・自らの労働力をブルジョアに売って生計を立てる者
つまり会社に雇われている日本人の大半をさす
雇われていること自体悪いことでは決してない
自らの労働力をブルジョアに売って生計を立てる者の
ブルジョアとは
・近代中産階級に属する人のこと
・生産手段を所有する資本家、または有産家
・広義ではお金持ちの事も指す
・対義語はプロレタリア
そう、対義語はプロレタリア
雇われる社員と、雇う側の経営者ということだ
この第二話での登場人物「ぎの」は物語の中でまさにプロレタリアだ
ストーリーの話をすると第四次非核大戦(これは近未来のアニメです)に兵士として参加した「ぎの」は戦争のため、体の義体化(サイボーグ化)や電脳化をし、体はほぼサイボーグ、おまけに股の下の大事なものも戦争中に失った(これは戦地での性病が原因)。
ぎのは不満だった
自分は失った犠牲者
しかし、それはぎのだけではない
よって注目されない、特別じゃないから
じゃぁ会長を暗殺しようと考える
誰でも頭の中では
むかつく上司を何十回も殴り殺している
ぎのの思想は特別なものではなかった
しかし特別でありたかった
しかし、特別な者も現れる
同じ仮面をかぶった大衆のような中で逸脱したやつとはいつもいるもんだ
ぎのは当てはまらなかった
作中にたまに現れるぎののテロ行為や強気な言動は妄想(いや、9課によるハッキングか?)
実際は大衆の中で叫べない一人だ
だいたいみんなそうだ
作中にぎのが金に困って募金をやめようと電話したが自動音声があやふやにして募金停止をはばんだところに
僕は募金や寄付とはときにやくざの取立てのようだと正直思った
あとぎのの言った本当の敵はマスコミだという言葉は考えさせられた。
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